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妖怪が住む銭湯

オッス。オラ青森のナイスガイ。

オイラがよく行く銭湯に整体院がある。受付があるフロアー片隅に病院にあるような布でできた壁を立ている。オイラはその整体院は昔から知ってはいたがお世話になった事はない。

だって「なんか近寄りがたいんですもの

けどある日腰の痛みに耐えかねてとうとうオイラはその整体院の扉の中をのぞいたのです。

すると中には長袖の白いシャツと白い長ズボンをはいた婆さんが二人床に座って雑談をしてました。

オイラ「・・・・あの・・・今からお願いできます?

婆さん「ああいいよ。ちょっと待ってろ

婆さんは携帯を取り出し電話をします。するとしばらくして30才~40才くらいの女性(以後「姉ちゃん」と表記します)がやってきて「お待たせしました」と言いオイラの相手をしてくれました。

オイラがマッサージを受けている最中、二人の婆さんはラジオを聞きながら雑談してました。オイラは(なんなんだ?この二匹の妖怪は?この銭湯で雇われている清掃の人か?)などと思いながら姉ちゃんの整体を受けてました。

姉ちゃんの整体は結構力任せの強引で次の日に体中が痛くなったのですが、なんというか体自体は軽くなり腰の痛みも治まりました。

(腕は確かだな)そう思ったオイラは後日再びその整体院の扉をくぐったのでした。

すると今度相手してくれたのは前回床に座り雑談していた妖怪・・・じゃなくって婆さんでした。

(オイオイ。大丈夫かよ)などと思っていたのですがこの方の腕の素晴らし事天晴れです。

「仰向きにすわれ」とか「ダメ。腕に力が入ってる」とか客であるオイラに対してかなり無礼な口のきき方をしますが的確にオイラの痛んでいる体を矯正していきます。

本来時間は50分なのですがお婆さん二人が代わる代わる「まだここが出ている」とか「あと数回矯正しないとダメだな」などと言いながら1時間30分も矯正されてしまいました。

さらに困った事に「恥じらい」という言葉を忘れてしまったのか体をピッタリくっつけて矯正されたりと、なんとなく強姦される女性の気持ちが分かったような気がします

けど腕は確かです。次の日体が軽いこと軽いこと(なかなかやるなあの妖怪ババア)

気がつけば足繁く妖怪婆さんの住む整体院に通っているオイラでした。

では今日の一言「亀の甲より年の功」

銭湯のロビーの片隅で整体院を営む妖怪婆さん。好き放題やってますが経験を積んでいる分オイラが今まで出会った整体師、マッサージ師の中では一番の腕前です。年を重ね腕を磨いた職人というのは見た目ではなく腕で勝負するものだと実感させられました。

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